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Venice & Colonies 2010 ブログトップ

クチトンネル [Venice & Colonies 2010]

 いろんなサイトでウィキペディアの有用性をめぐる議論が盛んに行われている。教師が授業で専門領域の参考資料として利用はありだろう。信頼性はお墨付きを得たと考えればいい。ただ、学生が同じことをすると流石に怒られるのはいうまでもない。

 今回、ホーチミン経由便だったので、原付2ケツで2時間移動しクチトンネルを見学したのだが、ウィキペディアの日本語版と英語版の記述があまりに違いすぎている。日本語版は全く間違っている。旧日本軍によるベトナム侵略の過去を持つわけで、かなり申し訳ない気持ちになった。とはいえ私も不勉強。クチの人たちはどうも、フランス植民地時代からホーチミン(旧サイゴン)近郊でトンネルを掘って抵抗運動を継続していたよう。フランス植民地、日本占領、ベトナム戦争とトンネル一本で戦ってきたことになる。資料ではベトナム側1万人が死亡したとある。クチの手ごわさを伝える言葉は数多い。

“Underground villages”, “Dangerous secret zone”, “cannot see any VC but they appear everywhere”…

 ベトナム人は勤勉だから、共産主義から解き放たれれば経済成長著しいと言われてきたが、それから10年以上経過しても芳しくない。やはり競争相手としての中国の存在が大きいらしい。街は確かにフランス植民地の色彩を残している。街の中心に教会があり、街角にはカフェ文化が力強く残っている。ただ、『ラ・マン』とか『青いパパイアの香り』のイメージとはずれる。やはり、ここでもアジアにコロニアルな癒しを求めるなら、欧米系のホテル・チェーンを予約するのが無難に思う。



 戦争博物館では、枯葉剤により障害を受けた子供たちの写真が多数展示されていた。そして、先天性の障害児が10人ほど館内で遊んでいた。無邪気にあそぶ障害児と枯葉剤の展示パネル。外国人旅行者の多くが複雑な表情を浮かべていた。私も然りでした。はい。

Wikipedia ”枯葉剤”

ハプスブルグ家 in Viennnnnnnnnnnnnnnna [Venice & Colonies 2010]


グスタフ・クリムト (ニュー・ベーシック・アート・シリーズ) (タッシェン・ニュー・ベーシック・アート・シリーズ)

グスタフ・クリムト (ニュー・ベーシック・アート・シリーズ) (タッシェン・ニュー・ベーシック・アート・シリーズ)

  • 作者: ジル ネレー
  • 出版社/メーカー: タッシェンジャパン
  • 発売日: 2000/11/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



シーレ (ニューベーシック) (ニュー・ベーシック・アート・シリーズ)

シーレ (ニューベーシック) (ニュー・ベーシック・アート・シリーズ)

  • 作者: ラインハルト・シュタイナー
  • 出版社/メーカー: タッシェン
  • 発売日: 2001/05/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



ブリューゲル (ニューベーシック) (ニューベーシック・アート・シリーズ)

ブリューゲル (ニューベーシック) (ニューベーシック・アート・シリーズ)

  • 作者: ローズ=マリー・ハーゲン/ライナー・ハーゲン
  • 出版社/メーカー: タッシェン
  • 発売日: 2002/12/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



ラファエロ (ニューベーシック) (ニューベーシック・アート・シリーズ)

ラファエロ (ニューベーシック) (ニューベーシック・アート・シリーズ)

  • 作者: クリストフ・テーネス
  • 出版社/メーカー: タッシェン
  • 発売日: 2006/09/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



もっと知りたいフェルメール―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)

もっと知りたいフェルメール―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)

  • 作者: 小林 頼子
  • 出版社/メーカー: 東京美術
  • 発売日: 2007/09
  • メディア: 単行本




クンストハウスウィーン (ニューベーシック) (ニューベーシックアートシリーズ)

クンストハウスウィーン (ニューベーシック) (ニューベーシックアートシリーズ)

  • 作者: フンデルトヴァッサー
  • 出版社/メーカー: タッシェン
  • 発売日: 2003/04/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



クリムト、シーレ、ブリューゲル [Venice & Colonies 2010]

 ようやく大陸での安旅行に小終止。親族の家で栄養補給。
 オーストリアワインをお土産に数本。実は辛口白が真骨頂らしい。フランスワインの優位は動かずとも、EU各地は地産地消のよう。ドイツはドイツワインを、ギリシャはギリシャワイン。アルバニアはアルバニアワインを。なお、ビールは50cmlで0.8ユーロ。
 ずいぶんと気分転換させていただきました。仕事し始めたら、こんな旅は夢のまた夢です。。
 
 新学期!がんばっていく!

ケンブリッジ大学のマレーシア人医学生とメルボルンの弁護士 [Venice & Colonies 2010]

 旅をしていると色々な人と出会う。
 アルバニアのベラート。オスマン時代のタウンハウスが残る古い街。山頂には城塞。そんなところにベラート・バックパッカーはある。
 1泊10ユーロ。ビール1本80セントユーロ。朝食付き。Internetも完備。セキュリティー万全で居心地最高にいい。しかも従業員はイケメン揃い。そのせいか美男美女ばかりな気もする。マレーシアからケンブリッジ大学医学部に国費留学しているという彼女は、そこにイギリス人の彼氏といた。
 完璧な英語。頭の回転は超高速。現在22歳。あと1年で卒業。Electives先は考慮中(うちの大学をPushしておきました)。分子生物学的な研究に興味あり。お酒にもめちゃくちゃ強い。しかも親切丁寧。こういう人いるんだなぁ。
 ケンブリッジ大学医学部は定員の7%が外国人だそうです。Fcaebookのアドレスを交換すると約束したのに、翌朝すっかり忘れてしまったのが悔やまれる。ちなみにフル・スカラシップで生活は楽で、マレーシアには多分戻らないとのこと。優秀な人材は一本釣りして返さない。英国式植民地経営の極意なんだろうか。

Berat backpackers

 もう一人。今、アテネのYouth Hostelで同室のマイクはメルボルンの弁護士さん。大学卒業に足かけ7年。法学部に入学し、ビジネスとコマースの学位も取ったらそうなったらしい。卒後は、メルボルンで3年弁護士をし、1年目は奉公、2年目は学費を返済し、3年目で旅費を貯めて現在旅行に来ているという。東京を皮切りに旅行4ヶ月目。定番ギリシャのアイランド・ホッピングを計画している。メルボルンのBush Fireの時はボランティアの管制官として奮闘したという。面白くて、しかもいい奴っぽい。

Athens International Youth Hostel - Victor Hugo

 世界中、本当にいろんな人がいる。

ヴェネチア共和国 [Venice & Colonies 2010]

 昔、スターウォーズを鑑賞していて、元首、共和制、元老院、ジュダイの騎士とかいう設定がどうもよくわからなかった経験がある人は多いんじゃないだろうか。多分それは、帝政ローマ、コンスタンティノープル、ビザンチン帝国、フィレンツェ共和国、ヴェネチア共和国、ルネッサンスなんていうキーワードと共に連想するべきなのかもしれない。

 1000年代前半から、1800年代までのヴェネチア共和国の歴史を旅行の下地にするには労力がかかる。塩野七生さんの小説作品が代替になる。正面から新書を読むよりも理解しやすくイメージもわきやすい。
 今回の旅は、意図したわけでもないのだがアドリア海沿岸に拠点を確保しオスマントルコを介して東方と交易したヴェネチア共和国の足跡をたどる旅でもある。アドリア海の各拠点は、交易船の中継基地として石造りの城塞で守られていた。ドブログニク、コトル然りである。


緋色のヴェネツィア―聖(サン)マルコ殺人事件 (朝日文芸文庫)

緋色のヴェネツィア―聖(サン)マルコ殺人事件 (朝日文芸文庫)

  • 作者: 塩野 七生
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞
  • 発売日: 1993/06
  • メディア: 文庫



イタリア遺聞 (新潮文庫)

イタリア遺聞 (新潮文庫)

  • 作者: 塩野 七生
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1994/03
  • メディア: 文庫



 文化、歴史含めイタリア近辺は極めて興味深い。ローマ、フィレンツェ、ヴェネチアを中心に歴史をひもとけば、東西交易、オスマントルコ、イスタンブール、ペルシャ、エジプトといくらでも想像が膨らむ。塩野さんは多くの作品を書いているが、重いものは少し読む気がしなかった。けれども、現地を歩くと新たな関心も生じる。明日、もう一日アテネを歩いて、キムチハウスがあるウィーンに向かう。1食2ユーロのギロとビールの食事には飽き飽きした。死ぬほど無料コリアン・フードを食べるつもり。

バルカン半島 [Venice & Colonies 2010]

 夏休みの旅行は順調。フランクフルトからRyanAirでベニスまで飛び親族と合流。バーリ経由で海路ドブロブニクを目指し、その後は、コトル、ウルシンチ、ティラナ、ベラートとバスで移動し、昨日アテネに到着。
  ヨーロッパは、やっぱり旅行しやすい。世界中の大学生だらけ。モンテネグロは、面積・人口ともに福島県と同じくらいらしいのだけれども過ごしやすかった。ちょうど観光開発が始まったコトルは来年くらいまでが旅行の時期だと思う。クロアチアの飛び地であるドブロブニクは流石に「アドリア海の真珠」とよばれているだけあるが観光地化されすぎたか。ちなみに、『魔女の宅急便』の舞台はここを参考にしているとか。両方とも世界遺産。
 次のアルバニアは普通の国だった。。。社会科見学を兼ね、街中を探索したが、やはり駅前にロマが住み着いていて煙たがられていることも含め、貧しい欧州の首都でしかなかった。この国のイメージが非常に悪いのは、不法移民(アルバニア・マフィア)がEU各国で犯罪に手を染めるからだが、それは頷けた。ティラナを走る車のかなりの割合が外国ナンバーを付けていて、英国人曰く「イギリスで盗難にあった車がどこに送られるか解った」とのこと。メルセデスのCクラスあたりが、ごろごろ走っている。。
 アルバニアは長らくイスラムが多いと考えられていたが、実際は無宗教がほとんど。300万人という人口はバルカン半島では大きな数である。WWII以降、長らく鎖国政策をとってきた反動か、ティラナは観光に寛容な都市になっている。今回も、阿呆なオランダ人が、よっぱらって俗称ピラミッドと呼ばれれる施設の頂上までよじ登ったのだが、おとがめなしで済んだ。あいかわらず安宿は、私も含めて馬鹿ばっかりなのが好ましい。
 アルバニアからアテネへ移動するバスは、緊張した面持ちのアルバニア人が多かった。国境では入念にビザとパスポートが検査されていた。が、日本人である私はビザなしなもんで、バスの運転手は「こいつはギリシャ国境を越えられない」と踏んだらしく、列の最後尾となった。英語らしい言葉で質問され、国境を越えると「お前、日本人なのか?中国人だと思ってたよ」と言われた。
 アテネに到着した一帯は治安が悪いと言われる地域。ようするにアルバニア人が多い=治安が悪いというくくりなのか。ともかく、アルバニアは多くの問題を抱えながらも、少なくとも旅行者に優しい国としてがんばってる。ただ、Euroと通貨が事実上固定されている(らしい)のはどうかと思う。私でも元手があれば、ひともうけ出来そう。ちなみにティラナ銀行ではユーロ預金は年利8%近い。

 あいかわらず、このブログの訪問者数は多すぎる。あくまで匿名ブログです。そこんとこ、よろしく。

 これから、世界でも有数の規模と質を誇るというアテネの国立考古学博物館(The National Archaeological Museum of Athens)に行ってきます。
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